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2018年9月5日-薬学生の受入れ研修を実施しました

 2018年9月4~5日の予定で、徳島文理大学薬学部の4年生がサンコーファーマシーに研修に来てくれました。 残念ながら台風により、1日間のみの開催となりましたが、県西部の地域医療を担っている医療施設や、患者さんのご自宅にも行っていただきました。
 サンコーファーマシーと徳島文理大学薬学部とは連携協定を結ばせてもらっています(詳しくはこちら)。 今回の研修はその一環でもありますし、弊社も協力させていただく来年度の文理大学薬学部の新カリキュラム策定のプレ活動、の目的でもあります。
 学校での教育と、薬剤師がはたらく実際の現場(地域・関連機関との連携も含む)で求められることは、少し乖離がある部分もあるのが正直なところです。 私たちサンコーファーマシーは、徳島文理大学薬学部さんをはじめとした教育機関とも連携をして、薬剤師の必要とされている本質的な役割や知識・スキルは何か?を追究し、 今後もその役割を担える薬剤師がいる組織でありたいと思います。
 
 この度、弊社の研修にご協力いただきました患者様、地域の皆様、病院、診療所、福祉施設の職員の皆様、本当にありがとうございました。
 
ヘリポート
 
自衛隊の大型機も離着陸できる造り。西部地域はどのような町があり、在宅医療といっても実際には居宅がどのように点在しているか、目で見られる場所から説明。
緩和ケア病棟の庭園
 
地域の状況や背景も知ってもらった上で、地域医療を担う施設・職員・求められている能力の時代変化などのお話。この圏域の状況は将来の日本の先取りとなっている、ある意味最先端です。
居宅に行く前後での実務
 
移動して、地域包括ケア、その中の薬剤師の役割・展望等の講義。「対物から対人」、「コミュニケーションの大切さ」とよく言うけれども、実際の現場に置き換えると、どのような場面に、誰に対してなのか、なども考えさせられます。
 
その後は患者さんの居宅への準備。処方箋、書かれている薬以外でそこに見えるものはなにか?
患者さんのご自宅にて
 
患者さんはご高齢のご夫婦で、担当薬剤師が世間話からおふたりの様子を伺う。最後にお薬のお話を。処方箋1枚、自宅に行く前にそこに見える患者さんの状態や聞くポイントを想像できるようになります。世間話の時から聞くべきこと(副作用の有無など)も織り交ぜている。
レポート作成。教授の先生もずっと同行いただきありがとうございました。来年度のカリキュラム内容についても少しお話をしました。
 
次回の研修がよりよいものとなるように弊社もがんばります!
 
サンコーファーマシー 人事課 野田
 
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